LIA Life Investigation Agency

一年間の犬猫の殺処分数 82902

平成27年度、保健所へ収容された犬猫は136,724頭。
そのうちの82,902頭は引き取り手が見つからず、殺処分されています。

殺処分の現実を知ってください

鉄格子の写真
収容された犬猫の過ごすスペース
麻袋の写真
焼却場に着くまで詰め込まれる麻袋

殺処分については減少傾向にあるものの、依然として人間の無責任な行動の結果として無数の罪のない命が奪われています。
ブリーダーの売れ残りや繁殖ができなくなった犬や猫、ペットショップの売れ残り、玩具代わりとして遊ばれた犬や猫は、二酸化炭素で窒息死させられた後、ボロ雑巾の様に捨てられ、最終的には焼却殺処分されます。
 ※二酸化炭素で窒息させる設備は「ドリームボックス」と呼ばれています。

判明しているだけでも一日あたり220頭以上の犬猫が犠牲となっています。
毎週金曜日、麻袋に詰め込まれ焼却場まで運ばれた犬猫は、10時30分ころから焼却が開始され、14時ころに職員によって燃え残りが確認されます。
中には首輪を付けたまま焼却されるものもあり、燃え残りの鉄は一斗缶へまとめられ廃棄処分されます。
 ※殺処分の多い自治体については週2回行っているところもあります。

合計
収容個体 46,649 90,075 136,724
殺処分個体 15,811 67,091 82,902

環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室
平成27年度 犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況より

子猫の生き残れる確率32%

平成27年度、殺処分された子どもの猫は44,068頭。
子猫の生き残れる可能性は32%。

子猫を殺さないでください

家族で収容されている猫の写真
家族で収容されている猫

猫の殺処分数については犬よりも深刻で、犬の4倍以上となります。
とくに飼い主不明の子猫の収容が多く、譲渡成功の確率が非常に低く、結果的に子猫たちの生き残れる可能性は32%となっています。
野良猫として収容された子猫のほとんどが大人になれないまま殺処分されています。
この子猫たちはいったい何のために生まれてきたのでしょうか。

飼い主からの預かり 飼い主不明 殺処分数
大人の猫 7,646 18,002 23,023
子どもの猫 6,415 58,012 44,068

環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室
平成27年度 犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況より

毎週日本中で行われている犬猫の殺処分から目をそらさずに
「殺処分ゼロ」活動に参加しませんか?

人に抱かれる犬と猫の写真 寄り添う犬達の写真

LIAについて

Life Investigation Agency (LIA)は2010年に設立され、自然環境、野生動物、愛頑動物、動物虐待に対する調査、告発、啓発運動を行う団体です。

また、LIAは、私達、日本人にとって、一番身近な存在である、猫と犬の殺処分ゼロという、本来であれば、当然の事を、現実にする為にも活動しています。
それぞれの分野において、調査、告発、啓発を行う事は、日本の問題を知る上で大変重要だと考えています。

LIAは、支援者からの寄付、資金提供団体からの寄付、企業からの寄付などにより運営している、小さなNGO団体です。

犬猫「殺処分ゼロ」活動の参加方法は簡単です。

ボランティア参加、犬猫の引き取り、情報提供等、様々な形での参加が可能です。
今すぐに参加できる方法は活動費用のご支援となります。
1000円からのご支援が可能ですので、殺処分の現実に少しでも心が痛んだら、私たちの活動をご支援ください。

私たちは本気で殺処分ゼロを目指しています。
LIAの活動はすべて、皆様のご支援で成り立っております。
人間に翻弄される動物たちの命、そして彼らの未来のためにLIAは活動を続けます。

頂きましたご支援は、動物を初めとする、人間以外の全ての命と、環境保護活動の為に大切に使わせていただきます。
皆様からの温かいご支援をお願い致します。

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